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こんにちは。
LABプロファイルビジネス心理学ブログを運営する
LABプロファイルマスターコンサルタント
安藤隆幸です。
今日は、詳細型と全体型についてです。
目次
人はどのように情報を捉えるのか?
森を見ているのか、木を見ているのか。
木を見ているのか、枝葉まで見ているのか。
相手が物事を全体で捉えているのか、詳細な部分で捉えるかを、LABプロファイルでは「スコープ」と言います。
スコープとは、相手が全体像にフォーカスしているのか、細かい情報にフォーカスしているのかを指します。
人はどのように情報を捉えるのか。
全体で捉える事を全体型、細かい情報まで捉える事を詳細型といいます。
詳細型とは何か?
詳細型は、細かい部分を扱う事が好きです。

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極端になると、全体像を扱えません。
枝葉のような細かい部分まで見ますが、森を見ません。
詳細型がリーダーになると事細かな指示が出るので、部下は疲れてしまう場合があります。
しかし、誰かのサポートをする場合、細かい事に気が利くと言う事もあります。
全体型とは何か?
全体型は、物事の概要、全体像を把握する事が好きです。

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物事を全体像で捉えるため、細かいことに集中することが苦手です。
枝葉のような細かい部分は気にせず、森全体を見ます。
全体型がリーダーになると、チーム全体をどう動かすかにフォーカスします。
細かいところまでは見ないので、チームに問題が起きた時は、ストレスを感じます。
資料によると、詳細型が15%、全体型が60%、詳細型と全体型が25%です。
詳細型パターンの見分け方
詳細型か全体型かを知る為には、質問はいりません。
相手の言っている言葉や行動を見るだけでパターンがわかります。
詳細型は順を追って物事を進めている過程で中断した場合、もう一度最初からやり直す必要があります。
細かいところまで情報を提示する、欲しがるので、話しが長くなります。
例えば誰かに駅に行く道を尋ねるとき
「50mくらい歩道を歩いたら信号があります。その信号を渡って20mくらい歩くとバス停があります。駅へ行くバスがありますからそのバスに乗って下さい。」
このように、こと細かに説明していることから詳細型(この場合詳細型+プロセス型)と言えます。
詳細型の言葉の特徴
ひとつひとつ事細かに話す。
形容詞、福祉、修飾語を多く使う。
固有名詞を使う。
中断すると、最初からやり直す。
全体像を把握できない。
詳細型の行動の特徴
話が長い。
ざっくりとした話しは理解できない。
こまかな情報が必要。
全体型のパターンの見分け方
全体型も相手の言っている言葉や行動を見るだけでパターンがわかります。
全体型は、物事を全体で捉えます。
物事を全体で捉えるので、ざっくりとしています。
例えば誰かに駅に行く道を尋ねるとき
「あそこにバス停があるからバスに乗ったら駅に着きますよ。」
このように、詳細型とはちがいざっくりと説明することから全体型と言えます。
全体型の言葉の特徴
脈絡ない会話。
ざっくりとした会話。
抽象的な表現。
細かな説明はしない。
全体型の行動の特徴
おおざっぱ。
全体で物事を捉える。
細かい事が苦手。
コンテクストにより詳細型か全体型かのパターンに分かれます。
注意深く聞くことで相手のパターンを見極めてください。
詳細型と全体型の発言例
では、この詳細型と全体型にはどのような違いがあるのでしょう?
発言例をみてみましょう。
詳細型
「50mくらい歩道を歩いたら信号があります。その信号を渡って20mくらい歩くとバス停があります。駅へ行くバスがありますからそのバスに乗って下さい。」
主に詳細型
「50mくらい先に信号があります。その信号を渡って20mくらい先にバス停があります。駅へ行くバスに乗って下さい。」
詳細型と全体型が同程度
「50m先の信号を渡ると20m先にバス停があります。そこから駅へ行くバスに乗って下さい。」
主に全体型
「向こうにある信号を渡ってその先からバスに乗って下さい。」
全体型
「向こうのバス停からバスに乗って下さい。」
いかがですか?
このように、全体型と詳細型では、言葉の使い方に違いがあります。
どんな言葉でアプローチするのか?
では、詳細型と全体型には、どのような言葉を使うと効果的か?
2つのパターンに合わせてみましょう。
詳細型
正確に 細かくいうと 説明すると 厳密に
全体型
全体的に ざっくり おおまかに 要するに
今日から相手の話す言葉にフォーカスして、詳細型か全体型かを見極めてくださいね。
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